ちょっとお出かけ
伊香保温泉
2006.06.12
伊香保温泉の発見は万葉集にもその名が登場するほど
昔なのだそうだ。 戦国時代には長篠の戦いで負傷した
武田軍兵士の療養の場として、石段もその時に出来た
ものだという。 石段街の両側には、温泉旅館や飲食店、みやげもの屋が軒を並べている。
明治以降は竹久夢二、夏目漱石、萩原朔太郎、徳富蘆花などの文人の多くが訪れ徳富蘆花が書いた伊香保を舞台とした『不如帰』がベストセラーになり、伊香保温泉は有名になったという。
そういえば、まだ小さい子供の頃、ラジオかテレビ『不如帰』を見たか聞いた記憶があって、そのときに父から伊香保温泉の話を聞いたような気がする。 石段の登り口にはハワイが独立国だった頃のハワイ王国公使別邸、江戸時代に作られた関所や徳富蘆花文学館、竹久夢二伊香保記念館などがある。
ちなみに、徳富蘆花は小説『不如帰』は出来の良くない小説だと思っていたそうだ。
沼ノ原 ゆうすげの道
榛名湖に行く途中の湿原の沼ノ原には『ゆうすげの道』と名付けられた木道があって、一周30分ほどの散歩道だ。 残念ながらゆうすげは7月下旬から咲きはじめるということで見ることは出来なかったが、ヤマツツジやレンゲツツジが綺麗に咲いていた。